サンエルの小ネタ

真珠アクセサリーづくりで学ぶ!リトリート施設「うみらぼ」でのエコ体験

うみらぼでのエコ体験

日本を代表するジュエリーブランド「ミキモト」の創業者である御木本幸吉が、世界で初めて半円真珠養殖を成功させた場所である鳥羽市。

近接する志摩市の英虞湾(あごわん)に面した場所に、2024年4月、廃業した真珠養殖場跡地を有効活用して生まれ変わった「うみらぼ」がオープンしました。

「うみらぼ」の代表の川野さんはスタートアップ企業で広報、人事としても活躍しながら、一方で廃業した家業の跡地を活かして、うみらぼを立ち上げられました。

そんな川野さんとは、PR業界の交流会で知り合い、今にいたります。

川野さんの故郷への熱意と精力的な活動に共感し、支援したいとやり取りを続けていたところ2024年3月、真珠アクセサリー製作体験イベントにご招待いただきました。

今回は、志摩の美しい風景と歴史的な背景を感じながら、真珠の世界に触れるうみらぼさんでの貴重な体験についてお伝えします。

西川
伊勢志摩の真珠養殖場跡地で行われる真珠アクセサリー作り体験は、エコツーリズムと地域の持続可能性に興味を持つ私にとって特別な機会になりました。イベントに参加した様子も踏まえ、まずうみらぼの施設について紹介していきますね。

そもそも「うみらぼ」とは?

「うみらぼ」は、美しい英虞湾の絶景に面したアウトドア型施設です。

うみらぼ施設の画像

ただのアウトドア型施設ではなく、地域と人々を繋ぐ「役割」を果たすために設立されました。

うみらぼは、運営責任者である川野さんのご実家の家業だった、養殖真珠の跡地を活用し作られた施設です。

地域社会と他の地域からの訪問者が交流し、さまざまな背景を持つ人々が集まることで、共に知恵を出し合い社会課題に取り組むことを目的とし、3年の再生期間を経て2024年4月1日グランドオープンしました。

施設内では、リラックスや遊び、学び、そして仕事に必要な機能を備えたキャンプスタイルの提供に加え、一棟貸切の宿泊オプションも用意されています。

これらは、訪問者に多様な体験を提供し、それぞれのニーズに応える複合リトリート施設として設計されているそうです。

うみらぼ施設の画像アップ

「うみらぼ」は船でしか行けない場所に位置しているため、船着場からは現地まで船で案内されます。

体験当日は、川野さんのお父様が船長さんとして運転されていました。

船でうみらぼに向かう様子

乗船時間は約10分、美しい景色を見ながら施設に訪れることができるのも、魅力の一つだなと感じました。

真珠アクセサリー作り体験について

体験型イベントは、伊勢志摩の英虞湾でその豊かな自然環境と、真珠の魅力を存分に感じられる特別な内容でした。

伊勢志摩の真珠に関する歴史や特徴について学びながら、実際に真珠貝から真珠を採取し、自分たちの手でアクセサリーを作る体験が行えることもこのプログラムの魅力と言えます。

今回のイベントでは、ネックレスやピアス、タイピンの中から好きなものをひとつ選んで作れるのですが、私はネックレスを選びましたよ。

真珠1個で作れることから、ネックレスやタイピンを選んでいた人が殆どでした。

直径6mmのアコヤ貝の真珠を使用したネックレスは、上品な輝きと滑らかな質感で飽きのこないシンプルなデザインのため、普段づかいで活躍しそうです。

真珠で作ったネックレスの画像

当日の体験イベント講師をつとめられたのが、ヤシマ真珠の山本行太さん。

山本さんは、1949年に三重県志摩市に設立された弥志磨真珠養殖場から始まった「ヤシマ真珠」の5代目です。

アコヤ真珠を「未来を照らす宝石」と称し、伝統を超えた新しい価値観で真珠の魅力を多角的に伝えることに注力されています。

当日の体験の流れ

当日の体験の様子を簡単に紹介します。

①真珠について学ぶ

真珠について座学を受けている様子

まずは座学で、真珠(アコヤ真珠を含めた様々な真珠の種類や品質基準)について学びました。

三重県はアコヤ真珠の4大産地の1つで、今回の体験でもアコヤ真珠を使っています。

リアス式海岸で知られる英虞湾は、山から供給される栄養分に富んだ水を有しており、穏やかな波と砂浜の少なさが特徴。

この特殊な地形により貝が育ちやすいそうです。

アコヤ真珠の特徴4つ

①アコヤ貝から取れて、多くが日本産
②アコヤ貝は真珠養殖に利用される「真珠母貝」の一つ
③透明感のある光沢が美しい
④上質な珠は、顔が映りこむほどの艶がある

②真珠の貝から採珠体験

ひととおり真珠について学んだ後に、アコヤ貝から採珠体験しました。

手順は下記の通りです。

①貝にナイフを入れて、貝を開ける(貝柱が切れると、バコン!と勝手に貝が開きます)

貝を開く様子

②貝の中にあるパールサックに真珠が入っているので、ナイフで掻きわけながら探す

真珠を出す様子

③電動の専用機械を使って、真珠に穴をあける

機械をつかっている様子

④ネックレスのチェーンを通せば完成(スタッフが対応)

アクセサリー作りが終了すると、使用したアコヤ貝から採れた貝柱をバターで炒めて試食も行いました。

西川
貝柱はジューシーな旨味と甘味、コリコリした食感で美味しかったです。

貝柱を焼いている様子

この作業を通じて学んだことですが、貝の中に真珠が入っているとは限らないことがあり、実際に真珠が見つからないこともあるそうです。

また、貝の大きさと中に入っている真珠の大きさや色は関係ないことも今回はじめて知りました。

あこや貝の画像

地元の美しい海のそばで、真珠養殖の歴史や技術、貝や真珠について理解できる絶好の機会になりました。

天然真珠と養殖真珠のちがいについて

  1. 天然真珠
    天然真珠は、人の手が介在しないで真珠貝内で自然に生成される
  2. 養殖真珠
    人の介入で真珠貝内に真珠袋を形成し、その中で真珠が生成される

まとめ

真珠について学び、採珠体験からアクセサリー制作に至るプロセスを経験することで、自然資源の価値とそれを扱う際の責任感について深く学ぶことができました。

真珠がならんでいる様子

以前にも増して、地元の伝統技術や文化への興味が湧いてきた今回の体験。

このユニークなコンセプトで遊び心あふれる特別な体験を、皆さんにもお勧めします!

西川
うみらぼさんが、英虞湾の真珠養殖場跡で2棟目の開発を進めています。前回のクラウドファンディングは、あっという間に目標達成、現在は第2回に挑戦中です!くわしくはこちら!
店名 UMILABO HARBOUR(船着場)
住所 三重県志摩市阿児町鵜方 福川原
問い合わせ https://umilabo.co.jp/bookinghub/contact
駐車場 駐車場あり

レミ-上半身横向き
「MieL(ミエル)」は三重県の地域や企業、人との「つながり」を形として見えるようにしたいという思いから立ち上げました。県内のグルメ・お店情報をはじめ、サンエルの活動、デジタルテクノロジーについてなど、ビジネスや生活に役立つさまざまなコンテンツを発信しています。
※運営は三重県松阪市にある 株式会社サンエル が行っています

-サンエルの小ネタ
-, ,

jaJapanese

© 2024 MieL