プログラミングを習っている方からすると「プログラミングコンテスト」と聞けば、知ってる!挑戦したことがある!という人が多いのではないでしょうか。
弊社では「【考える力】を育み、新しい可能性を見つける場に」をテーマに、プログラミング教室サンエルキッズラボを運営。
ITの分野に早くから慣れ親しむ場をつくりたい・将来ITのスキルを活かして地元で働ける人材を育てたい!そんな思いで、こどもたちに日々プログラミングの楽しさを伝えています。
そしてこのたび、弊社が運営するプログラミング教室「サンエルキッズラボ」の生徒3名が、U-16プログラミングコンテスト三重大会に挑戦していきました!
コンテストの様子や、作品の感想などを紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。
U-16プログラミングコンテストとは
U-16プログラミングコンテストは「パソコンが好きな子どもたちをほめ称える場をつくろう」という思いで、2011年に北海道旭川市の有志たちが立ち上げたコンテストです。
高等高校や高等専門学校でプログラミングを学ぶ子どもたちが、小・中学生たちを教えることでともに成長でき、それを「子どもたちの未来をつくる」という志をもつ大人たちが支えるという素敵な仕組みをもっています。
また、IT人材の育成・産業の育成・雇用の創出などを通して、開催地域のSDGs達成に向けた大きな潮流を生み出しているのです。
ITジュニア育成交流協会は旭川大会実行委員会の協力を得て、U-15/U-16プログラミングコンテストの仕組みを47都道府県の志をもつ方々にご紹介し、地域でのコンテスト開催や子どもたちの顕彰を支援しています。
U-16プログラミングコンテストは、パソコンやプログラミングが好きな16歳以下の生徒・児童のみなさんに、ITに対する興味を深めてもらい、将来のITエンジニア養成につなぐことを目的として開催!
今回のU-16プログラミングコンテスト三重大会では、鳥羽商船高等専門学校にて小学生を対象に行われました。
U-16プログラミングコンテストの審査員について
三重大会の審査員の顔ぶれは、三重県内の企業担当者、県内の教職員です。
県内の企業担当者は、株式会社FIXER、株式会社東海テクノ、株式会社マスヤ(現IXホールディングス)、株式会社コスモス・コーポレイションに加え、弊社(株式会社サンエル)からは開発部の前川が担当。
県内の教職員は、鳥羽商船高専の情報機械システム工学科の教授と皇学館大の教育学部教授が受け持たれました。
続いて、今回のU-16プログラミングコンテストに出場者したキッズラボの生徒さんと、その結果を紹介していきます。
U-16プログラミングコンテスト|出場者と結果
今回2022年のU-16プログラミングコンテスト三重大会は、11名が参加。
キッズラボからは3名参加いたしました。
※最優秀賞に選ばれた場合は、全国大会に進むことができます。
三重大会の結果は以下の通り!
なんとキッズラボの生徒さん3名すべてが受賞されました。
優秀賞 高士 草太 さん
技術賞 コスモス・コーポレイション企業賞 田中 吟 さん
東海テクノ企業賞 寺坂 宗汰 さん
どの作品もアイディアにあふれていて、素敵なものばかりでしたよ。
では続いて、キッズラボ生徒さんの作品について簡単に紹介していきます。
キッズラボ生徒さんの作品を紹介
今回企業審査員として参加していた、弊社開発部の前川に感想を聞いてみました!
高士草太さんの作品「お買い物ゲーム」
こちらは、妹さんのために作った買い物ゲーム。
田中吟さんの作品「もう運転しなくていいんです。」
センサーで障害物との距離を測って、移動するロボット。
寺坂宗汰さんの作品「フィッシングゲーム」
こちらはその名の通り、釣りゲーム。
U-16プログラミングコンテストを取材して
今回、ブースを見て回った感想としてはU-15/U-16プログラミングコンテストのテーマがSDGsでもあるため、どのエントリー作品もそれらの視点が意識されていました。
印象的な作品だったのは、「点字学習」をテーマにした皇学館高校の生徒さんの作品でした。
目の見えない方でも、47都道府県の県庁所在地について学ぶことができる作品。
約タテ50センチ×ヨコ幅1メートル弱ぐらいの発砲スチロールの全面に日本地図が書かれており、各47都道府県の県庁所在地が目印として書かれいます。
県庁所在地の場所にはボタンも用意されており、ボタンを押すと、県庁所在地の特色が分かる音声が流れるという視覚障害者向けでも学べる作品です。
SDGsの4番目の項目である「質の高い教育をみんなに」
つまりこれは、国や家庭・性別、身体障害の有無、年齢に関係なく、誰もが平等に教育を受けられる機会を提供することとしています。
視覚障害が理由で、今まで学ぶ機会に恵まれなかった方々にも、楽しみながら学んでほしいという思いを込めた作品であることが伝わってくる内容でした。
審査がスタートすると、複数人の審査員がグループに分かれ、手分けして生徒の待つ各ブースを回ります。
各ブースの生徒は、審査員たちの前で自分の作品を使ってデモンストレーションを行い、審査員からの質問に答える方式になっています。
審査員グループによる1ブースあたりの審査時間は約10分ほどの時間でしたが、そばで見ていても長く感じ、子どもたちの緊張が伝わってきました。
専門家相手のプレゼンのため、どの子もやや表情が硬くなっていましたが、和やかな瞬間もあり、工夫した点を精一杯伝えようとする姿が印象的でした。
いつも楽しく学んでいるプログラミングをテーマに合わせて考えて作品を作り、専門家に評価してもらうことは、こどもたちにとっても良い経験に繋がったのではないかと思います。
目標に向かって何かに取り組むことは、成長につながりますよね。
キッズラボの今後の取り組み
今後のキッズラボの取り組みとしては、より多くの子どもたちにITスキルやプログラミングの楽しさを味わってもらえる場を増やしていくことです。
現在サンエルキッズラボは小学3年生から通っていただいていますが、多くの方から低学年から始めたいという声も寄せられています。
そこで2023年4月より、5歳から始める入門コースの開講が決定いたしました。
今後も、この『キッズラボ』を通して、子ども達自身が自ら試行錯誤とチャレンジを繰り返すことができる場を作りながら、伴走できればと考えています!
気になる方がいましたら、まずはこちらから気軽にお問い合わせください。
まとめ|キッズラボの生徒が優秀賞!U-16プログラミングコンテストに挑戦
いかがでしたか?
様々なIT化が進む中、プログラミングの知識を持つこどもたちの存在は、これから必要になると考えています。
サンエルキッズラボでも、なるべく多くの子どもたちがプログラミングに触れ学ぶことで、視野を広げ、「自分には将来いろいろな可能性がある・実現する力を身につけることもできる」ということを感じ取れる環境作りを目指しています。
この記事を通して、少しでもプログラミングに興味を持っていただけると嬉しいです。
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