いま、使っている業務システムで、困っていることはありませんか?
「エラーが出ているけど、直し方が分からない……」
「機能を追加したいけど、できる人が居ない……」
この他にも、「業務システムの管理方法が誰も分からない」「半分は業務システムを使って、半分は手作業をしている」など、業務システムで課題を抱えていらっしゃる企業は、多いのではないでしょうか。
今は困っていなくても、近い将来に、企業の課題として顕在化するかもしれません。
ですが、これらの悩みは、業務システムをDX化すると解決しますよ。
この記事では、三重県松阪市で業務システム開発を行っている株式会社サンエルの取締役が、「現存の業務システムはどこが問題か」と「DXのメリット」について語ります。
DX化について興味がある・知りたい企業の方、必見です。
DXってなんなん?デジタルトランスフォーメーション(DX)について解説
前田:DXとは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称です。
「IT技術が生活に浸透することで、我々の生活がより良くなる」という意味が込められています。
今までの業務システムは、業務効率を上げるために設計され使われていましたが、DX化したシステムは、業務以外の部分でも従業員やお客様に変化を与えます。
たとえば、経済産業省が推進しているDXによって、行政手続きがこのように変わります。
どうしてDXがいるん?DXの必要性を感じたタイミング
前田:良い方法を知っている人からしたら、「その業務って、こうすると楽にできるで」と思うからですね。
たとえば、社員100名にアンケートを取ったとします。
紙のアンケートだと、印刷して社員に配ったり、集計したりと面倒ですよね。
また、文字が読みにくかったり、数字の桁数を間違えたりとミスも起きやすいです。
Googleフォームを使えば、簡単に項目を作れたり、勝手にグラフにしてくれるので、楽にアンケートを取れますよ。
なので私は、DX化すると今の業務がこんなに楽になりますよ!とアプローチしています。
DXを導入せんとどうなるん?将来面から見るメリットとデメリット
DXが企業にどのような影響を与えるのかをメリットとデメリットで紹介します。
DXを導入しないとどうなるん?DXにしないデメリット3つ
前田:DXを導入しないと、現在動いている業務システムが止まったときに、何もできなくなりますよ。
たとえば、20年以上使っている業務システムが急に止まったとしますね。
いままでメンテナンスをしていた社員は、定年退職を迎えていたので、誰も直し方が分かりません。
プログラミングができる人が仮にいたとしても、なにかあったときにメンテナンスできるようになっていないので、直そうとするとかなりの時間が必要になります。
さらに、エンジニアが不足しているため、外部に頼んで直そうとすると莫大なコストが掛かります。でも、直さないと仕事に支障が出るので、どうしようもありませんよね。
現在、日本全体で動いている業務システムの約2割が21年以上経っており、2025年には約6割を超えると推測されています。
経済産業省は、DXを導入しないと年間12兆円の経済損失が出ると予測していて、これが「2025年の崖」と呼ばれるものです。
DXを導入しないデメリット3つ
- エラーが出ても、直せる人が居ない
- 機能の追加や修正ができない
- 外部に頼んでもすぐに直せない
DXを導入するとこうなるで!DXにするメリット5つ
前田:DX化することで、「本当にやりたかったこと」に集中できますね。
たとえば、手書きの請求書をDX化して、システムで自動発行できるようになったとします。
すると、請求書を発行する手間が無くなるので、サービスの強化や事業の見直しにリソースを割けます。
マンパワーの必要性から解放されれば、企業の経営に注力できますよ。
DX化をすれば、他社よりも安い金額で、より良いサービスが提供できるかもしれませんね。
DXを導入するメリット5つ
- 紙やインクなど無駄なコストが削減できる
- 手書きと比べてミスが少なくなる
- データの管理が楽になるので、データを管理する場所がいらない
- 必要になったときに、過去の情報を検索できる
- メンテナンスがしやすいので、業務システムの老朽化がない
DXに対応した業務システムの開発に必要な費用と日数の目安
サンエルでDXに対応した業務システム開発をお受けするときに、必要な日数と費用をご紹介します。
以下は、一例になります。
サンエルで作成した業務システムの内容 | 費用 | 期間 |
各部署からの注文とりまとめ | 150万円 | 2ヶ月 |
営業日報&連絡ツール | 150万円 | 2ヶ月 |
請求書作成(弥生からデータ受け取り) | 300万円 | 3ヶ月 |
実際の日数や費用については、一度現在の状況やご要望についてヒアリングをして、お互いにすり合わせた内容にて進めさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。
DXにせんだらどうなるん?この記事のまとめ
将来起こりえる業務システムの危険性と、DX化のメリットについて解説しました。
DX化せずに業務システムを利用し続けることは、今後リスクが高いということがわかっていただけたのではないでしょうか。
将来を見越して、業務システムをDX化したいとお考えなら、弊社にお任せ頂ければと思います。