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ロードバイク企画第1回|試乗で驚愕の軽さとスピードを体験!

神戸にて

2017年4月下旬。

まだ辺りは暗い夜明け前、ロードバイクにまたがります。

地元の兵庫県加古川市を目指すべく、松阪を出発。

トータル走行距離200㎞、10時間を超えるライドは、私がロードバイクをはじめて4カ月のことでした。

※上記写真は、ゴール手前の神戸で撮影した1枚です。

荒木
どうも、サンエルメディア事業部の荒木です。

この度、当サイト「MieL」の立ち上げに伴い、趣味のロードバイクに関する記事を連載することになりました

自分の趣味に合ってそう、ってことで何となくはじめたロードバイク。

当時は、まさかその4カ月後にロードバイクで実家へ帰ることになるとは夢にも思いませんでした。

この連載では、私がロードバイクに夢中になっていく体験をとおして、

  • ロードバイクの魅力
  • 三重県内でおすすめのお店や名所

を紹介したいと思います。

初回となる今回は、私がロードバイクをはじめたときのお話です。

  • ロードバイクの特徴
  • 松阪市内のスポーツバイク専門店

について紹介します。

ロードバイクをはじめるきっかけ

私がロードバイクをはじめたのは、2016年12月下旬

そこから1カ月半前のこと。

当時40才前のアラフォー世代で、これっといった趣味もなく、ぼんやり毎日を過ごす日々でした。

ある日、そんな姿を見かねてか弊社の前田が提案してきます。

前田
荒木さんに合いそうな趣味みつけたわ!ロードバイクなんだけど、今度、お店へ見に行こうか!

やけにテンション高く軽いノリで誘ってくるんだが…、そして唐突。

彼とは大学の後輩でもあり、20年来のつき合いなので、私の好みや正確をよく知っている、と思っているふしがある

まぁ、確かに黙々と一人の時間を楽しむのが好きだし、小学生のときに自転車クラブだったし。(自転車に乗って下校できるという不純な理由で入ったんだが)

それに、学生の頃はよく自転車で1時間かけてばあちゃん家に遊びに行っていたのを思い出す。

一人趣味が多い自分の性格には、自転車は合ってそうな気もする

やればハマりそうな予感だ。

ただ、正直この段階では、そこまで乗り気ではなかったけれど、強く断る理由もなかったし、とりあえずいっしょにお店へ行くことにしました。

ロードバイクに遭いに行く

松阪市スポーツバイク専門店「サイクルハウスミヤタ 小津店」訪店

サイクルハウスミヤタ

早速つぎの日曜日、地元松阪にある「サイクルハウスミヤタ 小津店」さんへお邪魔しました。

ミヤタさんは松阪市内に2店舗あり、こちらの小津店は、ロードバイクやマウンテンバイク(MTB)、クロスバイクといったスポーツバイクを専門に扱うお店とのこと。
(※もう1店舗の大黒田店は、一般的なシティサイクル専門店です)

荒木
さらに詳しい情報はここにまとめてありますよ。

お店の外観は、ハコ型の建物に2面大きなガラス張り。

夜にはライトアップされて、「何かオシャレなお店だな」と以前から気にはなっていた。

なかに入るとまず目に飛び込んでくるのが、カラフルでこれまで自分が乗ってきたものと形状が異なる20台ほどの自転車が、フロア中央に綺麗にディスプレイされている様子です。

天井が高くて、充分に広いスペースに配置されたバイクは、とにかくカッコよくて、ちょっとした展示場にでも来た気分になる

ふと横に目をやると、スポーツバイク専用のウェアやシューズ、ヘルメットといった装備品や、空気入れやチェーンオイル、クリーナーといった小物がたくさん陳列されていました。

あとは、ホイールやタイヤ、チェーン、ペダル、ライトといったバイク部品なんかも別売りで置いてありました。

このあたりは、「スポーツバイクならではだな」と思いながら、ふとホイールの値段を見ると、30万円超えとるがな・・・

さっきそこで見た展示されている自転車よりも値段が高くて驚いた。

さらに奥にはソファとテーブルがあって、くつろぎスペースが広がっています。

荒木
オシャレで清潔感があって、雰囲気のいいお店だなというのが、はじめてこのお店に入ったときの印象でした。

楽しみ方は様々、ジョジョに増すロードバイクへの関心

お店の中をひと通り軽くまわってから、ロードバイクのロの字もわからない前田と私は、さっそく店員さんに声をかけることにした。

当時話した内容はくわしく覚えていませんが、ロードバイクの魅力や選ぶ基準、必要な備品、購入後のメンテナンスなど、こちらの疑問にも丁寧に説明いただきました

といっても、色々と質問していたのは前田で、人見知りをする私はふたりの横でフムフムと頷きながら聞いてばかりでしたが。

あと、説明してもらったことで覚えているのがロードバイクといっても様々な楽しみ方があるということ。

大きく分類すると、ロードバイクには3つの種類があります。

まず、ロードバイク(ロードレーサー)は、色んな種類のあるスポーツバイクのうちの一つで、主にオンロード(舗装路)を走ることを目的としたバイクです。

舗装路をもっとも速く、軽快に走行することに特化したモデルになります。

 

マウンテンバイク つぎに、マウンテンバイク(MTB)

オフロード(非舗装路)向けのバイクで、森の中や河川敷など、砂利道や凹凸のある悪路でもガンガン走れます

     
  3つ目は、クロスバイクです。

アーバン(都市)モデルといわれるバイクで、ロードバイクにMTBのフラットハンドルが装着されたものが一般的です。

街乗りを想定されていて、普段の生活で自転車移動をグンと快適にしてくれます。

クロスバイク

ここからさらに、平地走行に特化したエアロロード峠などの坂道に特化したヒルクライムモデル積載能力が高くて旅を楽しむためのランドナーなど、細分化されるとのこと。

店員さんのお話はどれも興味深くて、まったく営業的な印象を受けることなく、むしろロードバイクの魅力を伝えたい、といった気持ちがひしひしと伝わってきたのを覚えています。

普段なら営業感に敏感で、すぐに壁をつくってしまう私ですが、このときはすっかり話に引き込まれて、すでにロードバイクへの強い興味が湧いていました。

はじめてロードバイクに乗る

片手で楽々、驚異の軽さ!

店員さんに試乗を勧められたので、せっかくだから試乗してみることにしました。

用意してもらったのは、骨格にあたる車体のフレーム素材が「カーボン」と「アルミニウム」の2種類のロードバイク。
(※フレーム素材には、他にも「クロモリ(鉄)」や「チタン」があります)

まず、衝撃を受けたのが、その「軽さ」でした

試しに持ち上げてみる。

荒木
軽っ!

それまで自分が知っているママチャリよりもいくらか軽いんだろうな、といった程度のイメージで持ち上げたもんだから、思わず声が出てしまう。

荒木
もう、危うく腰や肩を痛めるところでしたよぉ(※注意 かなり大げさです)

とくにカーボン素材の車体の軽さには驚きました。

標準的な重さで8kg程度、高額なものになると6kg台なんかもあるようです

そして、いよいよ試乗です。まずは、前田から。

ひと漕ぎ目から、「うぉー!」「軽いー!」「速ぁー!」「すげー!」といろいろと連呼しながらお店の駐車場内をまわります。

ハイハイわかりましたよ、と思いながら続いて私の番です。

硬いサドルからはパッドでおしりを守る

サドル

こわごわとバイクにまたがってみる。

この時点ですでにこれまで乗ってきた自転車の感覚とはまったく違う。

まず、サドルの面積が小さくてクッション性がほとんどありません

じつは、あとで知るのですがロードバイクを乗るときは、おしりにパッドの入ったアンダーウェアをはきます

でないと、おしりが痛すぎて長く乗ってられません。

ただ、たとえパッドが入っていても長距離になれば、やっぱり痛くなるんだけどね。

足はペダルと固定

ビンディングペダルとクリート

つぎにペダルに足をかけてみると、こちらも知っている形状と違う。

これは、専用のシューズ裏に装着するクリートとペダルが、乗るときに固定されるようになっています

固定されることで、ペダルを踏む力だけでなく、引く力も動力になるというわけです。

これもロードバイクをはじめてから知った面白い特徴のひとつでした。

荒木
ただ、この仕組みによって多くのローディー(ロードバイクを乗る人)が経験するのが「立ちゴケ」です。

これは、バイクで止まるときにペダルからうまくクリートが外れないせいで、地面に足をつけずにコケてしまうことです。

乗り始めのころは、ペダルに足が固定されていることをうっかり忘れて、あたふたすることがあるんですよね。

ただ、ロードバイクを買ったときに付いているペダルは、これまで乗ってきた普通の自転車と同じような固定しないタイプなので、初心者にも安心です。

試乗したときも専用シューズを履き替えずに自分のスニーカーで乗りました。

ちなみに私はまだ一度も立ちゴケを経験していません。

理由は、痛い思いをするのは嫌で絶対に立ちゴケしたくなくて、外れやすさ重視でペダルとクリートを選んだから。

独特な形状の「ドロップハンドル」

つぎにハンドルに手をかける。

すると、店員さんからハンドルを持つ場所が違うと指摘されてしまった。

最初、下の画像のようにドロップハンドルの下部分(下ハン)を握っていたのだが、この下ハンは全力走行(スプリント)するときに握る位置とのこと

ドロップハンドルの握り方

下ハンを握ると自然に低い体勢が取れて、空気抵抗を減らしながら漕げるフォームになります

なんとなく下ハンを握ってしまったのは、競輪選手が走るときに握っているイメージがあったからだと思われる。

普段持つのは、下の画像のようにハンドル上部の先端のゴム部分(ブラケット)、人差し指と中指がブレーキにかけられる位置になります。

ドロップハンドルの握り方(ブラケット)

あと、強く握り過ぎると手が痺れたり、指の付け根が痛くなるそうで、軽く乗せるように置くとのこと。

と、店員さんの説明を受け、走行準備完了です。

衝撃体験!ロードバイクは自転車とは別の乗り物です

まずは、右足でそっとペダルを踏み込む。

すると、たったひと漕ぎで一気に前へ進む

続いて左、右、左とペダルを漕ぐと、地面から受ける抵抗がすぐに小さくなる。

試しに今度は強くペダルを踏み込むとカーボンフレームが適度にしなり、心地よく力を受け止めてくれる。

そのうち、もっともっとと踏みたくなって、それに応えるようにバイクがグングンと加速していく。

それまで知っていた自転車とまったく違う、今までに体験したことのない感覚です

この試乗体験が、ロードバイクをはじめる決め手となりました。

荒木
結局、私も終始ずっと声を出しながら乗ってました(笑) まぁ、はじめてロードバイクになるとそうなりますって。

まとめ

今回は、私のロードバイクをはじめるきっかけとなった体験から、ロードバイクの魅力を簡単に紹介しました

ですが、じつはここ1年半ほどは外へ出て乗っておらず、たまに室内でローラー台を回す程度です。

今回、MieLでロードバイク記事を連載することになり、せっかくの機会なので、本格的にロードバイクを再開しようかなと思います。

また、今後はつぎのような内容を紹介したいな、と思っています。

  • こだわりだしたらキリがない!愛車に出会うためにロードバイク選びの沼にハマる
  • みんなでロードバイク乗って、美味しいもん食い行くゾ!魅惑の「まんぷくライド」
  • 600km、40時間走行!超絶過酷な耐久ロングライド「ブルべ」の魅力
  • 参加者10,000人超え!国内人気No.1サイクリングイベント「Mt.富士ヒルクライム」
  • 運動ぎらいは電気自転車で克服!ついにスポーツバイク界にもやってきた「イーバイク」の波

ロードバイクなら、ほぼ3密になることもなく、現在のコロナ禍でも楽しめる趣味のひとつです

興味を持たれた方は、ぜひ、サイクルハウスミヤタへ足を運んでみてください。

今回紹介した松阪市おすすめスポット

店名 サイクルハウスミヤタ 小津店
ジャンル スポーツバイク専門店
住所
〒515-2114 三重県松阪市小津町427-1
電話番号 0598-56-9577
アクセス 松阪駅から5.7km
・自動車で約15分
・ロードバイクで約17分
営業時間 11:00 ~ 20:00
定休日 毎週水曜日
ホームページ https://chmiyata.jp/

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