\ SNSでカンタン応募!2022年6月30日まで開催中♪ /

プレゼントキャンペーン202206-ボンタイムのHANADAMA

ローカルのはなし

江戸庶民のお洒落心をわしづかみ!?松阪もめんの機織り(はたおり)体験で、楽しく歴史を感じよう!

アイキャッチ画像松阪もめん機織り体験

こんにちは!!MieL編集部です。

MieLを運営するサンエルの本社がある三重県松阪市は、現在では「松阪牛」がとくに有名ですが、江戸時代は日本経済の一翼をになう松阪商人の本拠地として、また伊勢へ向かう街道の町として知られていました。

今回は、松阪商人が財をなすきっかけとなった「松阪もめん」の機織り体験に、サンエルのメンバーで挑戦してきたのでご紹介します。

縞柄が江戸の町を席巻!奥が深い松阪もめんの歴史

matsusaka momen teoritaiken7

織り体験のようすの前に、松阪もめんの歴史についてご紹介します。

松阪には5世紀後半に紡織の技術が大陸から持ち込まれ、古代日本において紡織の中心地となりました。15世紀になると、エジプトやインドを原産地とする「木綿」が日本に伝えられ、16世紀初頭に「松阪もめん」が生まれたそうです。

江戸時代に入ると江戸の町に200件ほどあった呉服屋のうち、7割を松阪商人の店が占めていました。その松阪商人の才覚により、松阪もめんの大ブームが巻き起こりました。

どれほど大ブームだったかというと、江戸の町の人口100万人に対し、年間約50万もの反物を売り上げたといわれているほどです

松阪もめんの特徴は、天然藍の先染め糸を使って織り成す縞柄(しまがら)にあります。そのデザイン性の高さが、粋(いき)で鯔背(いなせ)な江戸庶民の心をつかみ、倹約令による衣服規制がある中で、洗練されたデザインとされていました。

matsusaka momen teoritaiken22

反物(たんもの)の一反(いったん)の長さ

反物(たんもの)の一反(いったん)は、巾39センチ×長さ12メートル50センチです。

倹約令(けんやくれい)

倹約令(けんやくれい)とは、江戸時代に幕府や大名が公布した倹約強制の法令。日常生活における分相応の節約を命じたもの。

現在でも、歌舞伎役者が縞柄(しまがら)の着物を着ることを「マツサカを着る」と表現するほど、松阪もめんは縞柄の代表的な織物なのです。

三重県指定の伝統工芸品、松阪木綿

ここ最近では、時代の流れとともに、松阪木綿を『松阪もめん』と平仮名表記するようになってきたそうですが、伝統工芸品としての表記は『松阪木綿』となります。

三重県内には、これまで数多くの木綿(もめん)が存在していましたが、現在残っているのは『松阪木綿』『伊勢木綿』『市木(いちぎ)木綿』の3つだけです。ともに三重県指定の伝統工芸品ですが、工場も三重県内にそれぞれ一箇所づつしか残っておらず、貴重なものとなっています。

松阪もめんの特徴

matsusaka momen teoritaiken21.

松阪もめん最大の特徴は、別名「松阪縞」とも表現される縦縞(たてじま)にあります。天然藍の先染め糸を使って織っている縞柄は、染め方で微妙な濃淡を表現できるため、デザインの幅は無限です。

先染め糸(さきぞめいと)

先染め糸(さきぞめいと)とは、布を織る前に糸や繊維を先に染色すること

天然藍の糸が使われているので、肌触りがよく藍の虫よけ効果もあり、当時の江戸庶民に浸透したといわれています。また、松阪もめんで織られた腹掛け(はらがけ)は、江戸の町を守る火消たちが、消火や防火のための作業着としても着ていたそうです。

このように松阪もめんは、当時の庶民の生活にとって、欠かせないものだったといえます。

松阪もめんは、どのようにして織られているのか

機械織りの「松阪もめん」も売られていますが、機織りには、独特の風合いがあります。機織りの良いところは、微妙な調節が可能で、好みに合わせて織れることです。

matsusaka momen teoritaiken5

機織りは、機械織りと比べて、柔らかく肌触りも心地良いのが特徴です。番手(紡績糸の太さを表す単位)の大きい糸で織られた生地は、絹のような光沢のある生地に仕上がるそうです。

糸の太さは、細いものから太いものまで多くの種類があり、番手が大きいほど、糸は細くなり値段も高くなります。

一反(幅約37センチ、長さ約12メートル50センチ)を織り上げるのに、熟練の織り手が、1日6~8時間作業して、約20日ほどかかるといわれています。

非日常の時間をあじわえる、機織り体験

松阪もめん手織りセンターは、オリジナル柄の反物販売をしている松阪もめん専門店です。店内では、着物・作務衣・シャツ類・エプロン・手提げ・のれん他、小物類などが販売されています。

またセンター内では、松阪もめんの機織り体験ができます。機織り体験は、約1時間コースと約4~5時間コースの2種類があり、体験の申し込みは、体験予約フォームから申し込めます。

予約フォームでの受付は、予約日の3日前まで可能となっており、今回は、体験フォームから申し込みしました。体験コースに参加する場合は、手ぶらで参加できるのですが、これについてもお電話で確認したところ、丁寧に説明をしてくださります。

今回の体験では、プチ織姫体験コースを申し込み、約1時間で「15×20センチ程度の小物敷き」を織ってきました。(画像の写真は、今回の体験で実際に織ったものです)

matsusaka momen teoritaiken2

体験申し込みから終了までの流れは、次の流れでした。

体験申し込みから終了までの流れ

  1. 体験予約フォームから申し込み(電話での申し込みも可能)
  2. 松阪もめんセンターから、メールで返信が届くく
  3. 申し込み指定日時に、センターに訪問(施設敷地内に、無料駐車場があります)
  4. 体験費用をお支払い
  5. 体験で織る柄を選ぶ(デザインや色味の異なる、4種類のデザインから選択)
  6. スタッフが織り機のセッティングして下さるのを、約5分待機
  7. セッティングがされた織り機に移動
  8. 座る時は指示された場所に立ち、スタッフが敷いてくれる木製の板に、スタッフの声がけとともに腰をおろす
  9. スタッフが、動作見本を実演
  10. 同じ動作を、今度は自分でやってみる(慣れるまで、スタッフは隣にいてくださり、心強かったです!)
  11. 一連の動作を繰り返す
  12. 無心で約60分織り続けると、20センチの生地が完成!!
  13. 店内カウンターで、自分の作品を受取る

準備が整ったら、さっそく「織姫体験」スタート!

matsusaka momen teoritaiken20

織姫さながらの様子で織っているのは、サンエルの社長である辻橋です!

matsusaka momen teoritaiken14

織り機では、筬(おさ)と呼ばれる箇所を使って、たて糸の位置を整え、よこ糸を押して、密に定位置に打ちこんでいきます。

matsusaka-momen-teoritaiken 筬(おさ)

辻橋が使用している織り機は、京都から運ばれてきた京機(きょうき)とよばれる機織り機です。他のメンバーが使用した織り機と異なり、筬(おさ)を打ち込む際に少し力加減が必要ですが、力の加減次第で、仕上がってくる織物の生地に、張りや弾力性がうまれます。

機織りの手順は、以下の流れになります。

1.織り機には、上下2段にたて糸がセットされ、巻いたよこ糸を組み込んだシャトルを右から 左へ手で滑らせる。

matsusaka momen teoritaiken17

2.筬(おさ)を使って、よこ糸を手前に打ちつけながら、ペダルを使って、たて糸の上下をれ替え、よこ糸を逆に左から右へ滑らせたらまた手前に打ちつけます。

matsusaka momen teoritaiken18

3.ポイントは、手でよこ糸を打ちつけるときに、強すぎでも弱すぎでもない微量な力加減です。

matsusaka momen teoritaiken19

4.この一連の動作を繰り返します。

同じ動作の繰り返しなので、単調作業かと思われるかもしれません。しかし、両足も交互で使うため、気を抜くと、手に持つシャトルがたて糸に引っかかることも、しばしば起こります。

シャトルとは、こちらです!

matsusaka momen teoritaiken4

織っている様子を、上から見た場合の様子は、このような様子です。

matsusaka momen teoritaiken12

機織り体験で、自分だけの一点ものを持ち帰ろう!

体験終了後は、今回制作した20センチの1枚ものの敷物は、長辺を2つに折って両端を縫えば、名刺入れにもなるお話も、スタッフが教えてくださりました。

体験でつくった敷物は、自宅の花瓶敷きとして活躍しています。深みのある藍色の生地の敷物ですが、鮮やかな色の洋花にも、しっくり合うことが分かりました!

また、テレビ時代劇のワンシーンで、織り機で生地を織る場面などを見かける機会があります。自分が機織り体験をしたことで、今まで映像で見たことがある動作が、何を行っている動作か理解できたのも大きな発見でした。

みなさんもぜひ、気軽な気持ちでお試しください!

この記事を読んだ人におすすめ
アイキャッチ|松坂城
城跡公園になっている松坂城ってどんな城?歴史や見どころを紹介!

続きを見る

matsusaka momen teoritaiken1

施設名 松阪もめん手織りセンター
プチ織姫体験【体験料金】 1,300円(税込)※詳細情報はHPに掲載されております
1日織姫体験【体験料金】 6,000円(税込)※詳細情報はHPに掲載されております
住所 〒515-0081 三重松阪市本町2176松阪市産業振興センター1階
交通アクセス 【自動車でお越しの場合】
伊勢自動車道 松阪インターから
松阪インターを降りて直進→「松阪市民文化会館南」交差点を左折→「川井町1」交差点を左折→道なりに直進→「本町」交差点を右折→到着
※松阪インターから、約15分ほどです。

【公共交通機関でお越しの場合】
JR東海・近鉄松阪駅から
JR側出口より直進→「日野町」交差点を右折→道なりに直進→「本町」交差点を左折→到着
※徒歩10分・バス5分(松阪中央病院方面行きで、本町停留所下車) ほどです。

駐車場 有り(松阪市産業振興センターの駐車場)
電話番号 0598-26-6355
営業時間 9:00-17:00
定休日 毎週火曜日
ホームページ https://matsusakamomen.com/
SNSアカウント https://www.instagram.com/matsusakamomen/
体験予約フォーム https://matsusakamomen.com/orihime#link4
MieL編集部
「MieL(ミエル)」は地域や企業、人との「つながり」を形として見えるようにしたいという思いから立ち上げました。
運営は三重県松阪市にある「株式会社サンエル(SunL)」が行っています。
MieLでは地元三重の情報をはじめ、サンエルの実績や社員、デジタルテクノロジーについてなど、ビジネスや生活に役立つさまざまなコンテンツを発信していきます。

弊社について詳しく知りたい方はこちら

-ローカルのはなし
-,

© 2022 MieL