伊賀上野エリアは、伊賀上野城や、伊賀忍者で有名な忍者博物館、明治~昭和にかけて建てられた近代建築もたくさん残っています。
また、忍者の手裏剣投げ、伊賀焼、くみひも等、さまざまな体験施設があり、伊賀上野は観光スポットとしておすすめです。
この記事では、伊賀上野の12のおすすめスポットをご紹介いたします。
また、今月も「プレゼントキャンペーン」を開催します。キャンペーン内容は、この記事の最後でご案内していますので、お見逃しなく!※本キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
※今回、日帰り社員旅行として伊賀上野を観光しました。各スポットの紹介は、実際にスポットをまわったメンバーが紹介しています。
今回紹介する伊賀上野の観光スポット
①伊賀上野城 ②伊賀流忍者博物館 ③史跡旧崇広堂 ④武家屋敷 赤井家住宅 ⑤蓑虫庵 ⑥伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里 ⑦旧小田小学校本館 ⑧グリルストーク ⑨桔梗屋織居 ⑩Cafe wakaya ⑪鎌田製菓店 ⑫伊賀焼伝統産業会館(上野市駅から車で約20分)
ファミリー向け、おすすめの伊賀上野観光スポット
伊賀上野城
伊賀上野城はもともと平楽寺というお寺があった場所に室町時代に築かれました。
城に30mもの高石垣が作られて、いまの規模になったのは徳川の時代。藤堂高虎によって改修されましたよ。
残念ながら当時の天守閣は残っておらず、現在の三層の大天守と二層の小天守からなる複合天守は地元の名士によって昭和10年に作られたものです。
point
伊賀上野城はその見た目から白鳳城とも呼ばれており、日本名城100選にも選ばれている見ごたえのあるお城です。
point
春は桜、夏は新緑、秋には紅葉、冬は雪景色と、四季折々の自然を楽しめるスポットでもあります。
大坂城と伊賀上野城 日本一・ニを争う?!高石垣
天守閣のすぐ近くにある看板にも書かれている通り、伊賀上野城の石垣は日本一・ニの高さを誇ります。
この看板を見たときは、正直「日本一・ニどっちなの?」となりましたが、よくよく調べてみたところ、なるほど…という理由が。
日本一・ニに白黒をつけられない理由
という理由からです。
じゃあなぜ、日本一・ニはわかるの?というと、現在石垣のおおよその高さが判明しているお城の中で、30mを超える高石垣を持つお城は、大坂城と伊賀上野城だけだからです。
30mを超える石垣はなかなか見れるものではないので、ぜひ自分の目で確かめてくださいね。
石垣のスケールの大きさに圧倒されながら周囲を歩くだけでも、非現実感があって楽しいですよ。
ちなみに、黒澤明監督の映画「影武者」など、映画やテレビドラマのロケ地としてよく使われているので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
伊賀の城下町を一望!天守閣で城主気分
伊賀上野城は天守閣の中にも見どころがあります。
天守閣の登閣料は大人600円、中学生以下は300円で、近くにある忍者博物館も一緒に訪れるなら、三館共通券(伊賀上野城・忍者博物館・だんじり会館の入館券のセット)も要チェックですよ!
天守閣の中からは、伊賀の城下町が一望できます。城主の気持ちになって、城下町を眺めてみるのもいいですね。
お城の窓からは、下から眺めているだけでは詳しく見えない、天守閣のしゃちほこや屋根瓦も近くから見れますよ。
他にも、天守閣の中には、藤堂家ゆかりの武具や甲冑、天井絵巻などの伊賀にまつわる美術品が展示されています。
天井絵巻はかの日本画の大家、横山大観をはじめ、著名な画家や書家、政治家などから寄贈された絵色紙にて彩られていますので、ぜひチェックしてくださいね。
施設名 | 伊賀上野城 |
住所 | 〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内106 |
営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:45まで) |
料金 | 大人600円 小人300円 |
ホームページ | http://igaueno-castle.jp/ |
SNSアカウント | Facebook:@igauenojyo |
伊賀流忍者博物館
世界一の忍術資料を誇る忍者の博物館!
忍者に関する貴重な資料を集めた「忍術体験館」「忍者伝承館」があり、本物の忍者道具や資料を見ることができます。
江戸時代末期の土豪屋敷を移築した「忍者屋敷」では、忍者のお兄さんがさまざまなカラクリを丁寧に案内してくれます。
現代に受け継がれる忍者の技を鑑賞「忍術実演ショー」
また、20分ほどの忍者ショー(入館とは別料金、500円)も鑑賞できます。※スケジュールはこちら
忍者が使う隠し武器や手裏剣など、その武器が生まれた理由や、使う場面など詳しい解説を交えながら実演してくれます。
なかでも、手裏剣・クナイ投げの凄さに自然と声が上がりました!
1枚あたりスマホほどの重量のある手裏剣を3枚同時投げしたり、舞台袖の外れから逆サイドの的へのクナイの投擲で、正確に的を射抜いていました。
もしかすると、失敗することもあるんじゃないかと、ハラハラしながら見守っていましたが、そんな心配は無用でした。
子供連れで迫力ある本物の忍者の技を鑑賞したなら、間違いなくお子さんも喜んでくれますよ!
施設名 | 伊賀流忍者博物館 |
住所 | 〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内117 |
営業時間 | 平日:10:00〜16:00(最終受付15:30) 土日祝:10:00〜16:30(最終受付16:00) |
料金 | 大人(高校生以上)800円 小人(4歳〜中学生)500円 |
ホームページ | https://www.iganinja.jp/ |
SNSアカウント | Facebook:@Iga-ryu Ninja Museum Instagram:igaryu_ninja_museum_official |
歴史を学べる、情緒あふれる伊賀上野観光スポット
史跡旧崇広堂(しせききゅうすうこうどう)
史跡旧崇広堂は、江戸時代に伊賀、大和、山城の領地に住む藩士の子弟を教育するために建てられた藩校です。
津の藩校・有造館の支校として建てられたもので、創建当時のままの講堂などを見ることができます。
藩校というだけあって、思いのほか建物は大きく、いくつもの広い部屋があり、複数の建物が渡り廊下でつながっていました。
台所には、当時使われていた釜土がありました。
なお、参観料を払って施設内の見学もできますし、予約・申請することで、講堂や有恒寮の貸出利用も可能です。
今回訪れたときは、「生活工芸展2022」が開催されていました。(※現在は終了しています)
この展示会では、全国で活躍する70名の工芸家の器やオブジェが、飾られていました。
圧倒されるほどの展示数で、購入できる作品も多数ありました。
もっとじっくりと展示品を見たかったのですが、帰りの時間が迫っていることもあり、泣く泣く施設を後にしました。
施設名 | 史跡旧崇広堂 |
住所 | 三重県伊賀市上野丸之内78-1 |
営業時間 | 9:00〜16:30 |
参観料 | 大人300円、小学生以上高校生以下100円 |
施設貸出の利用料 | こちらをご参照ください |
施設貸出までの流れ | こちらをご参照ください |
ホームページ | http://www.bunto.com/?p=411 |
SNSアカウント | Facebook:@史跡旧崇広堂 藤堂藩藩校 |
武家屋敷 赤井家住宅
赤井家住宅は、伊賀上野の城下町の中心に位置する武家屋敷です。美しい庭園を望める和室は、歴史情緒のある御屋敷となっています。
赤井家は、かつて丹波国黒井(兵庫県丹波市)の城主でしたが、京都で蟄居(ちっきょ:家に引きこもって外出しない状態)していたところ、藤堂高虎に召し抱えられ伊賀に来住、千石の禄高で足軽大将に任ぜられました。
この武家屋敷は、平成22年に特別有形文化財施設に指定され、伊賀氏に寄贈されたそうです。
主屋や土蔵、茶室などを備えた建物は、城下町の佇まいが感じられ、施設改修が行われたあと、貸出施設として利用できるようになりました。(※事前に予約手続きが必要です)
展示室や飲食・厨房スペースもあり、ちょっとした展示会やイベントとして利用するのに良さそうです。
資料展示室や庭園は、無料で自由に観覧ができますよ。
また、今回訪れたときは、ちょうど他の利用者が居なかったので、係りの方から赤井家のお話を詳しく聞かせていただいたり、いっしょに敷地内をまわって、各施設をご案内していただきました。
また、この赤井家住宅から500mほど離れたところに、もう一つの武家屋敷「入交家住宅」があります。
時間の都合により、そちらへは行けなかったのですが、武家屋敷好きの方は、ぜひ両方ともまわっていただきたいです。
施設名 | 赤井家住宅 |
住所 | 三重県伊賀市上野忍町2491-1 |
営業時間 | 9:00〜22:00 |
施設貸出の利用料 | こちらをご参照ください |
施設貸出までの流れ | こちらをご参照ください |
ホームページ | http://www.bunto.com/?p=2055 |
SNSアカウント | Facebook:@akaikejyuutaku |
蓑虫庵(みのむしあん)
松尾芭蕉の門弟服部土芳(どほう)の草庵で、貞享5年(1688)3月庵開きの祝いとして芭蕉翁が贈った句「みの虫の音を聞きにこよ草の庵」にちなんで名づけられました。
芭蕉が帰郷したときには、兄のいる生家だけでなく、門弟の庵を一時の住居としたこともありました。そうした庵の中で、唯一現存するのがこの蓑虫庵です。
こちらが蓑虫庵の入り口です。木の板の塀で囲われ、周りの建物に比べ、木々が生い茂っているのが分かります。
管理棟で受付をすると、敷地内の地図や蓑虫庵について解説されたパンフレットがもらえ、いくつか簡単な説明を受けました。
木々が多く、池もあることから、蚊が出るため、虫よけスプレーをお借りしました。
早速、敷地中央に向かって進んでいきます。まず見えてくるのが、藁ぶき屋根の中門です。
敷地内は、敷石で道が作られていて、迷わず進むことができます。
ただ、敷石や地面には苔が生えている箇所があるので、滑らないように注意しながら歩きます。
次に見えてくるのが、古池塚です。
松尾芭蕉といえば、やはり、
が有名ですよね。
句碑をよく見ると、蛙が池に飛び込む様子が彫られてます。どこか愛嬌があって、かわいいですね。
蓑虫庵の敷地には、この古池塚をはじめ、5つの塚があります。そして、敷地の北東には、服部土芳の供養墓があります。
敷地中央にある建物が蓑虫庵になります。訪れた日は、屋根の一部が改修中なのか、シートがかけられていました。
建物もそうですが、広い敷地の庭についても、丁寧に手入れや管理がされていることが伝わってきます。
こちらは芭蕉堂。昭和5年に当時の庵の所有者が建立したものだそうです。
中をのぞくと、正面には芭蕉翁像が安置され、その脇侍(像の両脇)に、服部土芳の位牌が祀られています。
敷地北西に位置する茶室です。大きな窓が印象的で、その窓に映り込んだ庭の風景が、何とも素敵です。
ここから管理棟に戻り、中に入ると、蓑虫庵の資料展示やグッズ販売されていて、ちょっとした休憩がとれます。
今回、30℃を超える暑さの中、蓑虫庵を訪れました。
ただ、蓑虫庵に入ると、たくさんの木々に囲まれ、敷地全体が木陰になっているので、涼しく感じられました。
ついさっきまで居た現代の街並みから、突如、別の世界に迷い込んだような気分にさせてくれる素敵な空間でした。
施設名 | 蓑虫庵 |
住所 | 三重県伊賀市上野西日南町1820 |
営業時間 | 8:30〜16:30 |
料金 | 大人(大学生以上):300円 小中高生:100円 |
ホームページ | https://www.igaueno.net/?p=98 |
雨の日でも楽しめる、伊賀上野観光スポット
伊賀焼伝統産業会館
伊賀といえば、土の風合いが特徴で色や形が個性的な伊賀焼の生産地です。
今回紹介する伊賀焼伝統産業会館では、予約すればだれでも伊賀焼体験ができますよ。
伊賀焼伝統産業会館は伊賀市中心市街地から車で20分ほど、伊賀焼の窯元の集まる丸柱地区にあります。
伊賀焼体験は複数のコースが用意されており、1時間以内のものから2時間程度のものと、旅程に合わせて選べますよ。
予約は伊賀焼伝統産業会館の公式サイトからできますので、ぜひチェックしてくださいね。
楽しんでできる&達成感!伊賀焼体験
今回、手ひねり(手ろくろ)で作る1時間のコースを体験してきたのでご紹介します!
はじめての焼き物体験でしたが、スタッフの方に親切丁寧に教えていただけるので、安心して体験できましたよ。
まずは、お皿かコップ(湯呑やマグカップなど)のどちらを作るか選びます。
私はコップを選びました。コップは以下の工程で作成します。
手ひねり体験コース―コップ制作の工程
- まずは粘土を平らに伸ばしてから、好きな大きさの丸に切り抜き土台を作ります
- 残った粘土から適当に取ったら、てのひらで縄状に伸ばして、土台の上に壁を作るように重ねていきます
- この工程を何回も繰り返して手で粘土を伸ばして割れ目をくっつけながら、厚みを調整してコップの高さを出していきます
- 割れ目がなくなり、高さが出たら、表面を滑らかにするために、水を含んだスポンジでなぞります
- 最後に自分の好きなコップの形に調整して完成。マグカップにしたい場合は、このときに取っ手をつけます
時間が足りるかな?と少し不安でしたが、急ぐこともなく、のんびり体験できました。
作ったものは、窯焼きされ1か月後に完成となります。完成したものは郵送してもらえますよ。
ちなみに、焼くと縮むので、体験後の見た目よりは少しコンパクトになるそう。
また、窯焼きされる窯元によって、色味などに違いがでると教えていただいたので、どんな見た目になるのか最後までわからず、1か月後がとても楽しみになりました。
建物の中には伊賀焼の販売所も併設されているので、素敵なお土産探しにも最適ですよ。
伊賀焼体験の器が完成!
伊賀焼体験から約3週間後、作陶した器が焼き上がり、オフィスに届きました!
説明で聞いていたとおり、たしかに体験で作陶したときよりも、ひと回り小さくなっています。
今回、ろくろを使わない「手ひねりコース」で器を作りました。 (※ろくろを使う「電動ろくろコース」もあります)
手で形を整えたことで、市販の量産されているような器と違い、全体的にわずかな凹凸や歪みがあります。また、器の表面には模様が浮かび上がり、色の濃淡が現れています。
見る角度によって、表情が変わるので、独特の味わいがあって面白いですね。
早速、お茶を注いで、飲んでみることに。
なるほど、もう少し縁(フチ)を薄くした方が、飲みやすかったかも。
でも、これはこれで愛着が湧いてきました。大事に使いたいと思います。
施設名 | 伊賀焼伝統産業会館 |
住所 | 三重県伊賀市丸柱169-2 |
営業時間 | 火〜日曜日(9:00〜17:00) |
入館料 | 無料 |
作陶体験の案内 | こちらをご参照ください |
ホームページ | http://www.igayaki.or.jp/?page_id=23 |
伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里
帯締などの和装小物として親しまれてきた伊賀組紐。
伊賀くみひも 組匠の里では、伝統的工芸品でもある伊賀組紐の展示を行っています。
オリジナルのアクセサリーを作成!くみひも体験
伊賀伝統伝承館では、くみひも体験をすることができるということで、実際に体験してきました。
40分程度の時間をかけて、キーホルダー・ブレスレット・ストラップの中から一つ、アクセサリーを作ります。
あらかじめ予約していたので、受付を済ませて、1階展示販売スペースの奥にある和室へ案内してもらいます。
趣のある雰囲気の部屋で、自然と気分も高まってきます。
こちらが、くみひも体験で使う組台です。
組台は、丸組、平組、角組といった種類があり、そこからさらに細かく分類があるようです。今回のくみひも体験では、丸組の丸台を使いました。
ベースとなる金糸と2種類の色糸が束ねられた絹糸が、「糸玉」と呼ばれる玉に巻きつけられ、組台のまわりにぶら下がっています。
絹糸は、ツヤやかで光沢感があり、どんな風に編み上がるのか、出来上がりが楽しみです。
部屋には、たくさんの組台が置かれています。
それぞれ、異なる色糸で組まれているので、まずはこの中から、自分好みの色糸が巻かれた組台をひとつ選びます。
組台の下をのぞくと、わずかに数センチほど、組まれています。その先端にはおもりが結ばれ、ぶら下がっています。
組み上がった紐は、組台の中心の穴から下へと伸びていく仕組みです。
インストラクターさんから組み方の説明を受けてから、さっそく各自、作業に入ります。
今回、5名で参加して、二人のインストラクターさんに見ていただきながらの作業だったので、組み間違えることなく進められました。
段々慣れてくると、手が動きを覚えるので、頭で考えずに、無心で組み上げていくようになります。
そうして、みんな黙々と組み上げていきます。最後に、それぞれのアクセサリー専用の金具を取り付けて完成です。
でき上がった作品(ブレスレッドとキーホルダー)がこちら。
色糸の組み合わせによって、それぞれ印象が違いますね。
くみひも体験をされる方の中には、一日に数回続けて体験されたり、再び訪れて体験される方もいるそうですよ。
その気持ちが、すごく分かります!
無心で組み上げていたせいか、時間があっという間に過ぎて、もっと作業を続けたいと思いました。
施設の2階には、もっと多くの種類の色糸を使ったり、複雑な組み上げ方をされた組み紐が展示されていました。
また、団体で体験できる会場もありました。(※事前予約が必要です)
今回のくみひも体験は大満足でした!伊賀上野を観光されるときは、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
施設名 | 伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里 |
住所 | 三重県伊賀市上野丸之内116−2 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
料金 | 無料 ※くみひも体験はこちらをご参照ください |
ホームページ | http://www.kumihimo.or.jp/ |
SNSアカウント | Facebook:@伊賀くみひも専門店 Instagram:kumi_no_sato |
旧小田小学校本館
明治14年(1881年)に建てられたもので、現存する小学校校舎としては三重県で最も古い建物です。
洋風建築のシンボル「太鼓楼」をはじめ素朴で個性豊かな意匠は、たび重なる洪水の難を逃れて今に残されています。
昭和40年まで現役校舎として使用されていました。
現在は、伊賀市民の方々から寄贈された明治初期~昭和40年頃までの教科書・証書・児童作品・学習用具の中から、300点ほどが展示されています。
また、当時使われていた机・椅子、教材や楽器など、一部の展示物は、実際に手に触れて体験することができるんです。
当時の教室の様子。授業で使われたコンパスやそろばん、地球儀が飾られてました。
こちらは、昔懐かしのさまざまなおもちゃです。お手玉やだるま落としなど、いくつかのおもちゃは、子どもの頃に祖父母の家で遊んだ記憶があります。
ここのコーナーにあるものは、実際に手に取ることができますよ。
奥に見えるのは、動物の標本や人体模型です。
こちらの階段を使って2階へ上がります。現代の建造物の階段よりも一段が高く、急勾配です。
階段を上がると、ピアノが置かれていました。さすがに調律はされていませんが、自由に弾くことができますよ。
2階には、当時の教科書や文房具、生徒の集合写真など、数多く展示されていました。数枚残っていたギヤマン(江戸時代にダイヤモンドを称した言葉で、昔のガラス製品の呼び名)の色ガラスを復元したものが、建物正面の窓に設置されています。
江戸時代の建造物とはまた異なり、どこかノスタルジックな雰囲気を味わえました。
施設名 | 旧小田小学校本館 |
住所 | 三重県伊賀市小田町141−1 |
営業時間 | 9:00〜16:30 |
料金 | 一般/300円 小学生以上高校生以下/100円 |
ホームページ | http://www.bunto.com/?p=419 |
地元民がおすすめするグルメ・お土産情報
グリルストーク
ランチは、グリルストークさんでいただきました!
1956年創業の老舗洋食店で、店名の“ストーク”は幸せを運ぶ“こうのとり”のことだそうです。
創業以来絶やすことなく継ぎ足し熟成させてきたデミグラスソースは、店の「宝物」で、お味は絶品です。
今回いただいたメニューは、お店の名物メニュー”ワンプレートランチ”と”ホールプリン”。
ワンプレートランチは、1日10食限定メニューです。
とんかつは、やわらかい肉質と甘みのある脂身があります。カラッと揚がった衣で、デミグラスソースにもよく合います。
また、じっくり煮込まれた牛肉は、口に入れた瞬間、ホロホロとほどけていきました。
こちらは1日2個限定のホールプリンです。
普段は、プリンをホールごと見ることがないので、迫力があり、どこか神々しささえ感じます。。。
こちらを人数分に切り分け、お好みでたっぷりとカラメルソースをかけてから頂きました。
大人数でお邪魔したにも関わらず、お店の方は親切な応対で、色々とお心遣いをいただきました。
おいしい料理を楽しめて、ゆっくりと寛ぐことができました。
グリルストークさん、ごちそうさまでした!
施設名 | グリルストーク |
住所 | 三重県伊賀市上野小玉町3076 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~20:30(オーダーストップ) |
ホームページ | https://grillstork.com/ |
SNSアカウント | Facebook:@グリルストーク Instagram:grill_stork |
桔梗屋織居(ききょうやおりい)
桔梗屋織居さんは、江戸時代当初から420年続く和菓子の老舗です。
古くは伊賀の国を治めていた藤堂藩の御用商人として菓子を納められていたそうです。
職人が昔ながらの伝統の製法で作り上げた和菓子が特徴です。
今回は、観光途中の休憩を取るために、桔梗屋織居さんへ立ち寄りました。
まず、お店に入ると和菓子の販売コーナーがあり、種類豊富にさまざまな和菓子が販売されていました。伊賀名物の「かたやき」もあり、お土産選びにもおすすめです。
すぐ隣にある喫茶コーナーでは、ガラス越しに和菓子の製造所の様子も見れます。早速、こちらで抹茶と和菓子が楽しめる「お抹茶セット(700円税込)」をいただきました。
和菓子は、5、6種類の中から一つ選ぶことができます。どれも季節や感じられる色彩と繊細な見た目で、芸術作品のようでした。
もう食べるのがもったいないぐらいです。(しばらくの間、色んな角度から眺めていました・・・)
いつまでも眺めているわけにはいかないので、意を決して、黒文字(和菓子を切って口に運ぶ道具のことをいうそうです)を使って、一口サイズに切ります。
そうして口へ運ぶと、口の中全体に上品な甘さが広がっていきます。当然、抹茶ともよく合いますよ。
おかげで、ほっこりした時間を過ごせました。桔梗屋織居さん、ごちそうさまでした。
施設名 | 桔梗屋織居 |
住所 | 三重県伊賀市上野東町2949 |
営業時間 | 9:00~18:30 |
ホームページ | https://www.k-orii.com/ |
SNSアカウント | Facebook:@keityou518daimeigaueno Instagram:izaemon18 Twitter:@izaemon18 |
Cafe wakaya(上野文化センター)
1922年に登録有形文化財に登録された上野文化センターをリノベーションした建物です。
1階にはカフェ「Cafe wakaya」があり、2階では手作りの雑貨やアクセサリーが販売されています。
白を基調とした店内は、吹き抜け天井になっていて開放感があります。
時間の都合上、今回は2階の雑貨だけ見させてもらいました。
今度、伊賀上野へ訪れた際は、趣ある雰囲気の中で、ゆっくりカフェを楽しみたいです!
施設名 | Cafe wakaya(上野文化センター) |
住所 | 三重県伊賀市上野中町302 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
ホームページ | なし |
SNSアカウント | Facebook:@Cafewakaya Instagram:cafe_wakaya |
鎌田製菓店のかたやき
「かたやき」は伊賀上野の名物の一つです。数百年昔に、忍者が持ち歩いた携帯食が原型となったという諸説があります。
今回、この「かたやき」の製造販売を行う鎌田製菓さんへお土産を買いに行きました。
外観も内観も、老舗感が漂います。
時間帯によっては、製造しているところが見学できるそうですが、残念ながらこの日訪れたときは、製造していませんでした。
今回、お土産に購入してきた「かたやき」を食べてみると、どこか懐かしい素朴な甘さの伝わるやさしい味でした。また、黒ゴマの風味もいいアクセントになっています。
ですが、その硬さは全然やさしくありません!しっかりと厚みもあるため、やはり硬いです。
くれぐれも歯が欠けないよう気をつけながら食べてくださいね。
施設名 | 鎌田製菓店 |
住所 | 三重県伊賀市上野丸之内8-31302 |
営業時間 | 8:00~12:00、14:30~17:00 |
おまけ|伊賀上野の風景
プレゼントキャンペーン|かたやき(堅焼き)せんべい
※本キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
日頃の感謝の気持ちと、もっとたくさんの方にMieLの存在を知ってもらいたい!という気持ちも込めて、今月も「MieLプレゼントキャンペーン」を開催いたします!
キャンペーン内容は次のとおりです。
キャンペーン内容
第4回目となる今回は、本記事でも紹介した鎌田製菓さんの「かたやき」を、抽選で5名の方にプレゼントします!
ぜひ、その懐かしい味わいと、硬さを体験してください。
キャンペーン内容 | |
プレゼント内容 | 鎌田製菓「かたやき」 |
当選者数 | 5名様 |
応募期間 | 2022年8月3日(水)~8月9日(火) |
応募方法 |
※本キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
|
注意点 | ・アカウント非公開設定の方はキャンペーン対象外となります ・当選された方には応募期間終了から2週間以内に、こちらからTwitter、またはInstagramのDMにご連絡をいたします。ご連絡を差し上げてから2日以内にご返信頂けない場合、当選取り消しとなる場合がございます ・日本国内にお住まいの方限定です ・プレゼント商品の返品・交換は致しかねますので、予めご了承下さい |
まとめ|三重県伊賀上野の観光スポット
今回、社内遠足として伊賀上野の街をめぐりました。
社内での評判もよく、また伊賀上野を観光したいとの声が上がっています。
この記事で紹介した観光スポットのほとんどが、伊賀上野城下のエリアに集中していて、徒歩でも十分にまわれます。
効率よく多くの観光スポットを訪れたいなら、伊賀上野は観光地としておすすめですよ。
ここまで紹介した場所以外にも、気になる観光スポットがまだまだあります。ただ、約半日の観光だったので、今回は残念ながら訪問できませんでした。
つぎに、伊賀上野観光をする際は、ぜひ、行ってみたいと思います!
その他、行ってみたい観光スポット
- 松尾芭蕉ゆかりの地
(俳聖殿、芭蕉翁記念館、芭蕉翁生家、芭蕉翁故郷塚) - 武家屋敷 入交家住宅
- 鍵屋の辻史跡公園
- だんじり会館
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今回紹介した伊賀上野の観光スポット
①伊賀上野城 ②伊賀流忍者博物館 ③史跡旧崇広堂 ④武家屋敷 赤井家住宅 ⑤蓑虫庵 ⑥伊賀伝統伝承館 伊賀くみひも 組匠の里 ⑦旧小田小学校本館 ⑧グリルストーク ⑨桔梗屋織居 ⑩Cafe wakaya ⑪鎌田製菓店 ⑫伊賀焼伝統産業会館(上野市駅から車で約20分)